(コラム)子宮頸がんと子宮頸がんワクチン

第5回:子宮頸がんワクチンの安全性 ―ワクチン接種の回数―

ワクチン接種の回数
子宮頸がんワクチンは3回接種が必要です。
具体的には肩に筋肉注射します。
充分な予防効果を得るため、必ず同じ種類のワクチンを3回接種することが必要です。


  初回
  2回目:初回から1ヵ月後
  3回目:初回から6ヵ月後

  初回
  2回目:初回から2ヵ月後
  3回目:初回から6ヵ月後


ワクチンの副作用が心配?
子宮頸がんワクチンは日本では2009年に認可されたばかりですが、世界の100カ国以上の国で10年以上前からすでに広く使用されています。この10年間で大きな副作用がないということが確認できたので日本でも認可されたわけです。そういう意味でも安心してお勧めできるワクチンといえます。
子宮頸がんワクチンだけに現れる特異な副作用はありません。季節性インフルエンザを同じような種類の副作用が同じ頻度で出現すると考えていただいて大丈夫です。
一番多いのが筋肉注射した部位が赤く腫れて痛んだり、接種当日に軽い頭痛が起きることもありますが日常生活には支障ありません。

ワクチンを接種した後に、注射した部分が腫れたり痛むことがあります。このような 痛みや腫れは、体内でウィルス感染に対して防御する仕組みが働くために起こりま すが、通常数日間程度で治ります。
主な副作用


接種後の注意事項
まず、体調不良のときは接種を避けます。

接種当日は、激しいスポーツと深酒を避けていただければ入浴も大丈夫です。
注射部位を触ると痛みが増しますので数日は刺激しないほうがよいでしょう。
まれに、注射後にアレルギーを起したり、気分が悪くなる方がいますので、注射直後は10から30分はクリニックで経過観察が必要になります。


新しい医療技術には、誰でも不安や恐れがあって当たり前だと思います。
不安な時にはぜひご相談ください。
必要以上に恐れずに、多くの女性に一日も早く子宮頸がんワクチンを接種していただきたいと思います。